今日は、ヤングリゾートさんにお邪魔させてもらいました
ヤングリゾートさんは、去年、全く面識がなかったのですが、草津の田中さんから私のことを紹介されたとのことで、シーズン中から付き合い始めて何件か団体さんをご送客いただいた旅行会社さんです。
しかしながら…電話だけでお会いしたことはなかったので、今回、昨シーズンのお礼も兼ねてご挨拶と、宿をもう1軒やるのでぜひ今年もまたお願いしますってことでお邪魔させてもらいました。
私のイメージですが、ヤングリゾートさんも、きのうお邪魔したカレッジリーグさんと一緒で、お客さんと話し合いながらプランを提供していくような感じの会社ですかねぇ~。ですので、ウチの宿の特徴を色々とご説明させていただきました。
ウチの宿の特徴って…場所とか価格とか、色々とあるとは思うのですが…、私が一番特徴的に感じていているのは、紙面上で宣伝することはなかなか難しいものなのですが…野沢温泉って割りと年配の方々が運営している宿が多いというか…ほとんどそんな感じだと思うのですが、ウチは若い力で運営しているってことです。
これってほんとパンフレットなんかに明記したりできるような内容ではないんですが…ウィンタースポーツが大好きな学生さんとかをリゾートバイトとして雇って、一緒に生活しながら宿を運営していくって…ほんとのところをいいますと…経営的には非常に非効率なうえに…人材確保の面でも不安定なんです
だって、この不況な時期ですから…ぶっちゃけハローワークなんかで住み込みでもOKなんて募集したら、安い日給でも、なんせ仕事の少ない長野ですから…かなりの問合わせがあったりするんです…。しかもリゾートバイトとして来てもらうってのは交通費もかかるし、地元の人を雇えば、スタッフの飯代だってかからないうえに、リゾートバイトの子たちと違って滑りに行きたい的欲望もなかったりするので、シフトとかも組みやすい…。
じゃなぜそれをするかといいますと…私自身がそんなただ単に雇ったり雇われたり的な感じが好きじゃないってのもあるし、それじゃ宿としての一体感みたいなものが生まれないと思うし、やっぱスタッフ同士が共同生活をしてるから、仕事の面でもいろいろな協力体制が生まれたりするし…。
そしてこれが一番大きな理由なのですが…やっぱ冬の宿のお客さんって、ウィンタースポーツを楽しむ学生さんとか、まぁ~若い方が多いので、スタッフが若い子たちだと、目線が近いというか同じというか…。お客さんが望めば、いくらでもウチのスタッフとスノーボードとかの話で盛り上がれるし、またお客さんもスタッフが若い子たちだったりすると、話しかけやすかったり。
実際、昨シーズンもそんな光景を多く見てきたし、一緒に飲んだりも多々あったりしたし、まぁ~そんな感じの宿にしていきたいんです。
これって…人によるとは思いますが、私は、場所や価格なんかより重要なのではないかなぁ~って思うんですよ。私が学生だったころ泊まったことのある宿なんか、妙に頑固なおっさんがいて、嫌味とか言われたり…そんな宿を多く見てきたから…。
でも、昨日の日記の内容とかぶってくるのですが…こうしたことって結局、パンフレットに載ることはないし、目に見える情報としてお客さんに伝えるのは難しいので、結局、アナログな営業を大事にしているような団体を主に扱っている旅行会社の営業マンの方によってお客さんにもたらされる情報であり、ウチは特に学生のサークル団体さんなんかにとっては、他の宿にはない感じの過ごしやすさがあると自負してたりするので、そういう面をお客さんにどんどん宣伝してもらいたいなぁ~っと思うのです。